残業で帰宅が深夜になったある日、最寄りの駅に着いたことを妻に LINEで連絡したら、妻から携帯に連絡が入る。
夕食を食いそびれたらしくモスバーガーを買ってきて欲しいとのこ と。
駅近くの店舗で頼まれたスパイシーモスチーズバーガーを購入し、 駅から20分ほど歩き自宅に到着。
玄関の鍵を回し、玄関ドアを開いたその時「スー」 と金属が擦れる音の後に「ドン!」と腕に強い衝撃が走る。
チェーンロックかかっているやないけ!!
開けてもらう為、
妻の携帯を鳴らす。。。出ない!
自宅の固定電話を鳴らす。。。出ない!
呼び鈴を鳴らす。。。出ない
また
妻の携帯を鳴らす。。。出ない!
完璧に寝ているやないけ!
もぉぉぉぉぉ~!
これは駅の近くのネットカフェにでも泊まるしかないじゃない か!
仕方なく玄関のレバーに妻の分のスパイシーモスチーズバーガーが 入った袋をかけ、また20分歩き駅へ戻るのであった。がしかし、ネットカフェはあいにく満席で入れない。仕方なく駅に隣接している8,500円/泊のビジネスホテルにチ ェックインした。
少し落ち着き、 自分の分のスパイシーモスチーズバーガーを食べようとした時、 妻からの携帯が鳴る。「あ~ごめ~ん」とかかなと思ったら、妻: 「どこにいるの?」と。
経緯を説明しビジネスホテルにいることを伝えたら、妻:「 キャンセルして戻って来い!」と。
おいおいそれは流石に、搭乗した飛行機をキャンセルするとか、 食いかけのラーメンをキャンセルするとか、に似た話で無理だろ~
ところで、ここの宿泊費は私の小遣いからの出費となるのか?? とまだまだ不安で眠れない夜が続くのであった(涙)